最近の研究で、玄米酵素に
グルコシルセラミド、
エルゴチオネインが含まれていることが分かりました。
これらは化粧品にも使われている、美と健康に役立つ話題の成分です。
グルコシルセラミドは、体内でセラミドに変わることで美と健康に役立つことが期待されています。
また、健康作用が期待される成分
エルゴチオネインが含まれていることを突きとめたのは、弊社研究室の堀江。
エルゴチオネインは、玄米酵素の原料である「玄米・胚芽・表皮」にはほとんど含まれていませんが、麹菌で発酵させることで大幅に増えていることが分かりました。
これらの成果を、日本薬学会(第139回年会、2019年3月20
日〜23日)で発表しました。
今後論文にまとめ、世界に情報を発信していきます。また高品質な玄米酵素を製造するための品質管理にも役立ててまいります。
日本薬学会(第139回年会)
平成31年3月20
日〜23日開催
会場:千葉県幕張メッセ、ホテルニューオターニ幕張
発表演題:LC/MSによる玄米米糠麹中グルコシルセラミド同定・定量法の開発
三田村邦子,上野光穂,内海裕子,日野美紀,村井勇太,門出健次,山本哲志,多賀淳,根本英幸,池川繁男
発表演題:玄米米糠麹(FBRA)中ergothioneineのLC/ESI-MS/MS定量法の開発
堀江裕紀子,後藤綺花,今村梨子,小川祥二郎,池川繁男,東達也
(左:当社顧問 薬学博士 池川繁男、右:当社研究室 堀江裕紀子)