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発酵・腐敗・熟成の違いとは?
2019年01月23日

発酵・腐敗・熟成の違いとは?

「発酵」「腐敗」「熟成」

違うことは分かるけれど、説明をするのは意外と難しいですよね。
それぞれカンタンにご紹介します。


-目次-
1. 発酵とは?
2. 腐敗とは?
3. 熟成とは?
4. まとめ




1. 発酵とは?


 
発酵とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって"有益"な物質をつくること

食品でいうと、
保存がきく
栄養価がアップする
旨み成分や風味が増す

などの良い変化をもたらしてくれます。



ちなみに玄米酵素ハイ・ゲンキは、玄米を麹菌で発酵させた発酵食品。
発酵により、
美容に嬉しい成分「コウジ酸」が生まれる
高齢者の健康に役立つと話題の「フェルラ酸」が14倍に増える
スポーツをすると不足しがちな「遊離型ビタミンB群」が増える

 ということが分かっています。






2. 腐敗とは?



腐敗とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって"有害"な物質をつくること

微生物(細菌やカビなど)によって有機物が変化し、味を損なったり不快臭や有毒物質が生成されます。




「発酵」「腐敗」はどちらも微生物の働きによる変化ですが、その違いは、人間にとって"有益"か"有害"かどうか。厳密には区別がなく、人間の勝手な価値によって分けられているのです。




3. 熟成とは?



熟成とは、様々な外的環境(温度、湿度、時間など)で食品を長期間寝かすことで、ゆっくりと化学変化が起こること

熟成は必ずしも微生物が関係しているわけではなく、その食品が元々持っている酵素のチカラによって分解されたり、時間をかけることで旨みや風味が増します。


<例>
味噌・醤油:アミノ酸と糖が反応して濃い褐色へと変化し、香りが増す
ワイン:酸味や渋みの角が取れてまろやかになる
肉・魚:たんぱく質が分解され、旨み成分のアミノ酸が増える

一般的に「酵素玄米」や「寝かせ玄米」といわれるものも、熟成のひとつと考えられます。




4. まとめ



「発酵」「腐敗」「熟成」の違いは、

(1) 微生物が関わっているかどうか
(2) 人間にとって良いか悪いか


がポイントです。

しかし、どれも定義がきちんと決まっている訳ではありませんので、例外はあります。あくまで参考にしてください。

ちなみに味噌や醤油、酒などの食品は、発酵と熟成の過程を経て作られるので「発酵熟成食品」といえるかもしれません。




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