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環境と健康に配慮した選択「代替食品」を楽しく取り入れましょう
2025年01月17日

環境と健康に配慮した選択「代替食品」を楽しく取り入れましょう


近年、世界的に環境に配慮した食生活への関心が高まっており、持続可能な食選びが注目されています。

その中でも重要視されているのが「代替食品」です。

今回は、環境にやさしく、健康面でも多くの利点がある代替食品について取り上げてみました。



意外と身近な代替食品



代替食品とは、特定の食品に似せて別の素材で作られた食品のこと。

近年では、スーパーで大豆ミートや植物性のチーズなどの代替食品を見かける機会が増え、レストランやカフェでも代替肉を使ったメニューが増加、選択肢は年々広がりを見せています。

また、家庭料理で豆腐や高野豆腐、おからをお肉の代わりに活用することも多いですが、これも代替食品の一例です。

代替食品の普及が進んでいる背景には、環境への配慮があります。

健康のためやアレルギー対応だけではなく、地球に優しい選択肢として注目されているのです。




環境にも健康にも優しい選択



食品の生産・輸送・廃棄に至る過程では、温室効果ガスが多く排出されます。

特に、肉や乳製品は多くの温室効果ガスを排出する原因とされています

家畜(馬や牛など)のげっぷも温室効果ガス増加の原因とも言われています。

一方で、米や豆類、野菜などは、温室効果ガス排出量が少ないとされています

環境に優しい食生活を送るためには、肉や乳製品などの動物性食品を減らし、植物性食品の摂取を増やすことが注目されているのです。


さらに、植物性食品を取り入れることで、脂質を抑えたヘルシーな食生活を実現できます。

特に、日本人は野菜不足と言われており、「健康日本21(第三次)」では1日350g以上の野菜摂取を推奨していますが、実際の摂取量はそれを下回っています。

意識的に野菜を摂ることは、栄養バランスを改善し、環境にも優しい選択となります。




代替食品を作ってみよう!



●肉の代わりに「氷こんにゃく」

ヘルシーで美肌作りにも効果的な「氷こんにゃく」をご紹介します。
氷こんにゃくは、お肉の代わりとして使える食材で、食感も楽しめます。
特にカレーに使うと、満足感もアップ!

-作り方-
こんにゃくを洗って一口大にカットします。
袋や容器に入れて、一晩以上冷凍します。
食べる時は自然解凍かお湯をかけて戻し、水気をよく切ってから使います。

-ポイント-
こんにゃくには食物繊維が多く、美肌効果が期待できます。
また、凍らせることで歯ごたえが良くなり、よく噛むことで早食い防止や満足度アップにつながります。



●コンソメの代わりに「たまねぎ糀」

「たまねぎ糀」は、発酵パワーと旨みがたっぷり。
コンソメの代替のほか、魚や肉に下味をつけるなど、さまざまな料理に活用できます。

-作り方-
たまねぎ(大1/2個・約150g)をすりおろします(ミキサーやフードプロセッサーを使うと便利)。
熱湯消毒した容器に入れ、北海道玄米糀100gと塩30gをよく混ぜ合わせます。
1日1回、清潔なスプーンでかき混ぜ、常温で1週間程度で完成です。

-ポイント-
スープはもちろん、煮物やドレッシングなどにもおすすめ。
完成後は冷蔵庫で保管し、早めにお使いください。
塩分が多いので、使い過ぎには注意しましょう。


***


健康にはバランスよく食べることが大切ですが、少しだけ地球のために、環境に優しい食選びを加えてみませんか?

楽しみながら取り入れられる代替食品を使って、心と体、そして地球に優しい食生活を実践していきましょう!





【参考文献】
エコジン「代替食」(環境省)
サステナブルで健康な食生活の提案」(環境省)
加藤初美『健康美人をつくる50の食習慣 FOOD LIST』(IDP出版)
加藤初美『「いつまでもキレイ」と言われる人がやっている 美人をつくる食事 食べて、痩せる! 健康になる!』(徳間書店)





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