秋の実りがおいしい季節、気温の低下とともに戻ってきた食欲にまかせて思いっきり食べたくなりますよね。
食べ過ぎると気になるのは体重管理ですが、食べ方のコツさえ知れば、秋は「しっかり食べつつ引き締まった体を作るのにぴったりの季節」とも言えるのです。
キレイになるダイエットのコツ
さまざまなダイエット法があっても、長続きしない理由は決まっているもの。
それは「食べることを我慢するのがつらいから」。
つらいことが続けられないのは当たり前。美味しいものを楽しく食べて、引き締まった身体になるほうが長く続けられる食習慣になるはずです。
キレイになるダイエットは、「いかにカロリーを減らす食事をするか」より「いかに必要な栄養を食事にプラスしていくか」がポイント。
「ビタミンが足りないから小松菜をプラスしよう」「ミネラルが足りないからワカメをプラスしよう」というように、過不足を考えて食事をしましょう。
口にするものを選んで食べれば、食事をセーブして苦しむ必要などないのです。
食べても太りにくく、腸をキレイにする優秀食材
低カロリーで、たくさんたべても太りにくいどころか、食べる度に腸をキレイにしてくれる優秀食材のひとつが「きのこ類」です。
太りにくいだけでなく、
●水溶性・不溶性の両方の食物繊維がたっぷり
●美肌に欠かせないビタミンB1やビタミンB2
●シミやソバカスの発生原因を抑えるチロシナーゼ阻害物質
など、女性を美しくする成分を含むおすすめの食材でもあります。
きのこの中でも、特に低エネルギーなのがマッシュルーム。
味にクセがないので、料理のかさ増し食材として活躍してくれます。
さらに、脂肪の燃焼や善玉(HDL)コレステロールの合成に欠かせないパントテン酸が比較的多いのも特徴です。
温かいきのこスープでスッキリ!
水溶性と不溶性の両方の食物繊維が豊富なきのこ類は、お腹のぽっこりが気になる方にもオススメ。
きのこをたっぷり使った温かいスープや味噌汁は、身体を内側から温めてくれることで、腸の動きをスムーズに促す助けになります。
きのこの栄養はもちろん、水分も取ることができるのでスッキリしたい方にぴったりです。
定期的に食べて腸内をお掃除する習慣を持ちましょう!
【参考】
『健康美人をつくる50の食習慣 FOOD LIST』
『「いつまでもキレイ」と言われる人がやっている 美人をつくる食事 食べて、痩せる! 健康になる!』
管理栄養士 加藤初美(著)
『新・野菜の便利帳 健康編』高橋書店
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