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「顔は内臓の鏡」という言葉を聞いたことはありますか？

内臓とは主に腸のこと。「腸の調子がよくても悪くても、肌や顔にダイレクトに現れる」という意味です。

顔は、腸の調子を映し出す鏡のように正直。

だからこそ、年齢を重ねるにつれ、優先してケアしたいのは顔よりも腸。
毎日の食べるもので腸をキレイにしていくことが大切なのです。

欧米型の食事は要注意

食事の傾向が「欧米型」の人は、腸が汚れている可能性があります。

肉類中心で野菜が少ない欧米型の食事をしていると、動物性たんぱく質や脂肪のとりすぎで悪玉菌が増えます。さらに、善玉菌を増やす食物繊維が不足しがちになり、腸がさらに汚れていく、という悪循環が生まれます。

汚れた腸からはいくつもの有害物質が発生し、それらが血液を通じて全身に運ばれ、さまざまなトラブルを引き起こします。

腸が汚れていると、全身をめぐる血液もどんよりとよどみ、肌の細胞までくすんでしまうイメージです。

便の状態でチェックしましょう

自分の食事傾向が欧米型かどうかわからないという人は、便の状態でチェックしましょう。

便の色が黒ずみ臭いもきつければ、欧米型の食事になっていると言えそうです。
食物繊維やビタミンが豊富にとれる野菜中心の和食にシフトしましょう。

【便の色をチェックしてみましょう】 

腸の汚れは野菜でデトックス

顔に吹き出物がでる場合、腸に老廃物がたまっているケースも考えられます。

腸にたまった老廃物をスッキリと身体の外に出すなら、食物繊維が豊富な野菜に頼るのも手です。
それぞれの季節に旬を迎える野菜でデトックスしましょう。

春 ― キャベツ、新ごぼう、セロリ など
夏 ― レタス、オクラ、キュウリ など
秋 ― 山芋、さつまいも、きのこ類 など
冬 ― カブ、ごぼう、ブロッコリー など

腸ケアで年齢を味方につけよう

肌の細胞が生まれ変わるターンオーバー（代謝）の周期は約1カ月と言われています。

つまり、今は腸が汚れている人でも、今日からキレイになる食事を続ければ、来月の今ごろは美肌の持ち主になっている、とも言えるのです。

いきいきした肌を持ち、楽しそうに笑っている人は、年齢を重ねるごとに魅力的に見えるもの。

何歳からでも、肌は美しく生まれ変わることができます。内側から輝く健康美人を目指しましょう！

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【出典】
書籍『健康美人をつくる50の食習慣 FOOD LIST』加藤初美




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