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腸には“大”と“小”がある
2022年04月22日

腸には“大”と“小”がある

腸は「小腸」と「大腸」の2つに大別でき、それぞれ役割が異なります。

食べ物の吸収や免疫の話 → 主に小腸
便や腸内細菌の話 → 主に大腸

ざっくり分けて考えると、腸の話を聞いた時に混乱が少ないでしょう。

それでは、それぞれの役割を簡単に解説します。



小腸=主にインプット担当



長さは6メートル以上、表面積はテニスコート1面以上にもなります。

食べた物の最終的な消化と、体に必要な栄養素や水分の吸収を行います。

食べものを吸収する際、その食べ物を体に取り込んでいいのかの判断もします。

小腸の働きが鈍いとたくさん食べなくても太ったり、太りたいのに太れなかったりする現象が起きます。太る・痩せるのカギを握る重要な臓器が小腸です。

さらに、ウイルスや悪い細菌、化学物質などの異物が体内に簡単に入らないよう免疫細胞という防衛軍をたくさん常駐させ、24時間監視する役割も担っています。

免疫に関わっていることから、アレルギー系の病気にも関与しているといわれています。



大腸=主にアウトプット担当



長さは小腸より短く、約1.5〜1.6メートルほどです。

小腸で吸収されなかった水分を吸収し、体に不要となった老廃物を材料に便をつくり、体外に出す役割を担っています。

大腸はミミズの動きにも似たぜん動運動という動きで便を肛門へ動かしますが、良い便づくりには住み込みで働く腸内細菌の力が必要です。

腸内細菌たちは、大腸に送られた内容物を分解して便にするほか、内容物を元にアミノ酸をはじめ脂肪酸や酪酸、酢酸、ビタミンB群、ビタミンKなどを作ってくれます。

腸は温かい(=柔らかい)ほうが動きがよく、消化と吸収、排泄といった仕事をスムーズに行うようになりますので、ご自身ですぐにできる腸ケアとして「腸もみ」をオススメします。



話題の健康法★代謝アップも期待できる「腸もみ」にチャレンジ!【基本編】






腸をケアすることで、

代謝がアップして体温が上昇する
免疫力が高くなる
肌がキレイになる
アレルギー症状が緩和する

…といったいいことがたくさん。

いま一度、ご自身の腸の状態を見直してみましょう。


【参考】真野わか『日本一の腸もみプロが教える、腸もみで腸そうじ -溜めるから太る・疲れる-』大和書房



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