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玄米酵素は腸内細菌による乳酸や酢酸などの短鎖脂肪酸の産生を増やす
2020年10月07日

玄米酵素は腸内細菌による乳酸や酢酸などの短鎖脂肪酸の産生を増やす

医学博士 根本 英幸
玄米酵素 中央研究所
J Med Invest. 2011 Aug;58(3-4):235-45.


腸内細菌が作り出す「短鎖脂肪酸」(酢酸、酪酸、乳酸など)が、私たちの健康作りに役立っていることが近年の研究で分かってきました。

例えばビフィズス菌は、「酢酸」や「乳酸」といった「短鎖脂肪酸」を産生することで、腸内環境の維持など、私たちの健康に役立つとされています。

徳島大学と(株)玄米酵素の共同研究で、6名の健康な人に協力してもらい、6名の便に「玄米酵素」を加えて培養し、短鎖脂肪酸が産生されるかを調べました。

その結果6名とも短鎖脂肪酸の産生が増えることが分かりました。酢酸が大幅に増えた方、乳酸が大幅に増えた方など、人によって増える短鎖脂肪酸のパターンは異なっていました。これは個々人が持っている腸内細菌叢が違うためです。

このことから玄米酵素は、腸内細菌が短鎖脂肪酸を作るための“エサ”になることが分かりました。これからは玄米酵素を食べるとき「玄米酵素が短鎖脂肪酸を増やしてくれる」とイメージするのもいいですね。


6名の方々の腸内細菌(便)に玄米酵素を加えて培養し、短鎖脂肪酸の増加を測定したデータ
J Med Invest. 2011 Aug;58(3-4):235-45. より