すっかり春らしい暖かい季節となりましたが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
春といえば、やっぱりパステルカラーの服が多くなりますよね。
私も最近ピンクや黄色の服を着て、春気分を楽しんでいます♪
柔らかいイメージを与えてくれるパステルカラーは、緊張を緩め、
心とカラダの疲れをとってくれる効果があるそうですよ。
また同様に、花や緑にも癒しの効果があるそうです。
今の季節、色や植物のチカラを日常に取り入れて、
心身に癒しの効果を感じるのもいいですよね。
丹精された花々でいっぱいの庭は、眺めるだけで心和むものですよね。
![](//www.genmaikoso.co.jp/mailmagazine/1404/gardening.jpg)
こんな庭があったら…と憧れているなら、ガーデニングを
はじめてみませんか?ちょっとしたスペースも、お気に入りの
鉢植えひとつでパッと明るくなります。
もちろん、マンションやベランダでもOK。屋外で軽い作業を
したり、花の様子に一喜一憂したりするのは、心身の健康にも
良いですよ。
ガーデニングや野菜づくりが趣味という人には、いつまでも元気で
若々しい人が多いと思いませんか?
植物を育てるということは、水やり、
肥料、温度管理などに気を配ったり、
品種の組み合わせを考えたり、けっこう頭を使うもの。
また、手先を使ったり、立ったり座ったりを繰り返すことは、
適度な運動にもなります。
自分が世話をしなければという責任感や、花が咲いた時の満足
感は、日々の暮らしに張り合いをもたらしてくれるでしょう。
このようなメリットは「園芸療法」として、医療現場にも取り入れられているそうです。
脳の老化を予防するには、外部から適度な刺激を受け、その状況を認識、
判断し、行動することが大切だと言われています。
五感をバランスよく刺激することも重要で、視覚を刺激すると後頭葉が、![](//www.genmaikoso.co.jp/mailmagazine/1404/spark.jpg)
全体のバランスをつかむ時は頭頂葉が、記憶をたどる時は側頭葉が
働くそうです。
花の色や形、香りを楽しみ、土や水に触れ、前年の経験と照らし
合わせて計画を立てるガーデニングは、脳をバランスよく働かせる
作業の連続。もしかしたら、一時はやった"脳トレ"より効果的かも?
この時期、園芸ショップの店先には、色とりどりの
花苗があふれています。難しいことは考えずに、
いいなと思ったものをひとつ選んでみましょう。
大きめの鉢植えと鉢底の穴をふさぐ防虫ネット、
培養土と水はけをよくする鉢底土も用意します。
植木鉢の底にネットと鉢底土を入れ、鉢の深さの
3分の2くらいまで培養土を入れます。
その上に軽く根をほぐした苗を置き、苗の位置が
決まったら、残ったスペースに株元を覆うくらい
多めに培養土を入れ、たっぷり水やりをします。
これで、ガーデニングの第一歩がスタートです。
園芸の世界には「水やり3年」という言葉もあるそうですが、
基本は土をさわって状態をチェックすること。
湿気を感じなかったら、鉢底の穴から水が流れ出るまで
たっぷり水やりします。
肥料は、置くだけの緩性固形肥料が初心者向きです。
病虫害対策は、こまめに観察することから。
咲き終わった花がらを摘み取り、適度に剪定して、
光と風が通るようにしてあげることが、被害を最小限に
抑えることにつながります。
いずれにせよ、少々虫がついても、失敗しても気にしないで、気軽に楽しむのが一番です。
ひとつの鉢に数種類の植物を植える「寄せ植え」は、まさに小さな庭。
同系色の花を組み合わせたり、葉ものを取り入れてよりナチュラルな味つけをしたり、
さまざまなバリエーションが楽しめます。ただし、乾燥を好むラベンダーと十分![](//www.genmaikoso.co.jp/mailmagazine/1404/plants2.jpg)
な水が必要なバジルなど、相性が悪い場合もあるので要注意。
基本の鉢植えと同じように、培養土の上に苗を並べ、
全体のバランスを見ながら位置を決めます。この時、
花や葉が育ち、根が張る余裕を持たせるのがポイント。
育った後のイメージがはっきりしていれば、
成功間違いなしです。
鉢の数が増えてきたら、ガーデン・デザインにトライ。
リビングから見えるスペースやエントランスなど、
目につきやすい場所を素敵なコーナーに変身させましょう。
鉢を直に置かず、素焼きのタイルやウッドデッキパネルを
敷くだけでおしゃれな雰囲気に。
メインの鉢を台上に置いて高低差をつけると、
立体感が生まれ、奥行きを感じさせます。
ラティスを取りつけて、ウォールプランターをかけるのも
おすすめ。こんな庭があったら…と憧れていたスペースが
実現する日も、そう遠くないことでしょう
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■参考:はい!元氣らいふ2007年5・6月号