街はどこを歩いてもクリスマスムード一色ですね。
レストランのディナーや高価な贈り物が話題になった時期も
ありましたが、景気の影響もあって、近年は親しい人と家で
過ごすのが主流のようです。
アイデア次第でいろんな楽しみ方ができるクリスマス。
そこで、このシーズンをたっぷり楽しむための話題をご紹介
いたします。
クリスマスはキリストの降誕を祝う宗教行事。
キリスト教以外の信者はそれぞれの習慣に従うので、
ユダヤ教ではハヌカという祭日を祝い、ロシア正教徒は
新年を祝うためにヨルーカという巨大なツリーを飾ります。
そこで多民族、他宗教国家では、「メリークリスマス!」ではなく
「ハッピーホリデーズ!」と言うことが多いとか。
この時期、外国の方に挨拶する機会があったら
「ハッピーホリデーズ!」と声をかけてみてはいかがでしょうか♪
ジョーク好きのアメリカ人らしいクリスマスの楽しみ方といえば、
北米航空宇宙司令部(NORAD)のサンタクロース追跡プログラム。
衛星やレーダーを駆使して追跡した(とされる)サンタクロースの
現在位置を教えてくれるというもので、1995年にNORADにかかった
小さな子供からの間違い電話に、当時の指令長官が大真面目に答えたのが
始まりだそうです。
現在では、リアリティのある映像をホームページで公開しています。
運がよければ日本の上空を通過するサンタクロースの姿を見られるかも?!
クリスマスの飾り付け、手作りするならリースが簡単です。
リング状の土台は、適当なものがなければ、針金ハンガーを切って
形を整え、不要な布を裂いて巻きつけたものでもOK。
後は、庭や公園で拾った葉っぱや木の実、引き出しに眠っている
リボン、キッチンにあるローリエや唐辛子、ワインのコルク、
使わなくなったアクセサリーや子供のおもちゃなどをバランスよく
つけるだけ。赤と緑を取り入れると、クリスマスらしく仕上がります。
靴下と一緒に枕元につるしておきたいのが、ドリームキャッチャー。
「クモを助けたら、悪い夢を見ないようにクモの巣で捕まえてくれた」
という言い伝えに由来する、ネイティブアメリカンのお守りです。
夢は将来のビジョンを見せてくれるものと考えられていて、
正しい方向に導いてくれるのが良い夢、そうでないのが悪い夢だとか。
子供が生まれたら枕元や部屋の入口につるしておく習慣があるそうですが、
大人にも将来のビジョンを見せてくれるといいですね。
普通の住宅街でもすっかり定着したイルミネーション。
一度始めると、他のお宅に負けたくないと年々派手になる傾向がある
そうですが、それを可能にしたのがLED(発光ダイオード)の普及です。
価格は多少割高ですが、寿命が長く、消費電力や電気代も
電球の8分の1〜9分の1と家計に優しいのがポイント。
発熱しないので樹木を傷めにくいというメリットもあります。
今年のツリーは、庭木にコード状のLEDライトを巻きつけた
イルミネーションツリーにしてみませんか☆
食事のあとは、クリスマスを舞台にした映画はいかがでしょう。
アメリカでは「クリスマスキャロル」「素晴らしき哉、人生」が
クリスマス映画の定番。日本では「シザーハンズ」「ホーム
アローン」「ダイハード」が人気だそうです。
ストーリーだけでなく、ツリーは本物のモミの木を毎年買う、
プレゼントはツリーの下に積んでおき、包みを開ける時は無造作に破る
といったクリスマスシーンの描き方にも注目しみてください♪