こんにちは、玄米酵素の増野です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
急に寒くなって風邪を引いている人を見かけますね。
そろそろ暖かい料理が食卓に欲しくなってきます。
しかも季節は食欲の秋!美味しい食べ物がたくさんです♪
先日は「栗ごはん」作りに初挑戦したのですが、
予想以上の美味しさに「私って料理上手?!」と
しばらく自己満足に浸っていました。
料理のうちに入らないと言われそうですね…(^-^;)ゞ
玄米酵素は、昭和46(1971)年10月1日の創業から40年を迎えました。
その間、変わらずお伝えし続けているのが「食事道」という考え方です。
食事道とは、大自然の法則にのっとった正しい食生活のこと。
それは、米を中心とした穀物と野菜中心の日本の伝統食であり、
古来より先人から受け継いできた「食の三原則」です。
【適応食】人間に適した穀物や野菜を中心とした食事を心がけましょう
【身土不二】自分の生れ育った土地で取れる旬のものを食べましょう
【一物全体食】食べ物は命を丸ごといただきましょう
今回は、そのうちの一つ「適応食」を取り上げてみました。
人間の顎は、前後左右上下に動かすことができます。
ちょうどすり鉢のような動きです。
成人32本のうち半分以上にあたる20本が臼歯です。
臼歯は穀物を噛むのに適しています。
野菜や海藻を噛むのに適している門歯は8本、
動物性の食物を取るための犬歯は4本です。
つまり、人間の歯は7対1の割合で、穀物中心に
多くを植物性の食物を取るようにできているということなのです。
食べ物を体内に取り入れるために、私たちの体は消化酵素を分泌します。
消化酵素の分泌からも、肉類や油脂の多い食事は膵臓に負担がかかり、
穀類を主に取るのが人の適応食であることを示しています。
1960年代のアメリカは莫大な医療費に苦しんでいました。
心臓病、がんの罹患率は高く深刻な状態。そこで国費を投入し
その原因を調査・研究・分析したのが1977年に出された
「マクガバンレポート」です。
そこには、「これらの慢性病は、肉食中心の
誤った食生活が原因で起こる『食源病』であり、
早急に食事の内容を改善する必要がある」、
「高カロリー・高脂肪の食品、つまり肉・乳製品・卵
といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない
穀物や野菜・果物を多く取るように」とあります。
これを受けて「1日に5皿の野菜を取ろう」というわかりやすい運動が
起こり、2年後アメリカでは三大生活習慣病が減り始めたのです。
日本ではまだまだ生活習慣病は減っておらず、がん患者は増える一方です。
そこで最近では「穀物と1日400g以上の野菜を取ろう」という動きがあります。
穀物菜食を基本とした適応食を食べて、健康で充実した生活、
真のクオリティを高めましょう!
■参考:「はい!元氣らいふ」2009年1・2月号
大根、人参、れんこん、にら、ネギ…などなど
野菜をたっぷり使った餃子です。
野菜が苦手なお子様でも、餃子にすると
食べられるかもしれません。d(^0^)
家族みんなで餃子作りをしてみても
楽しそうですね☆
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次号の配信は11月15日の予定です。お楽しみに!
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