こんにちは、玄米酵素の増野です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
暑い季節と言えば、ビール+枝豆♪
なんて思うのは私だけではないハズ。
枝豆と言えば、「枝豆って大豆だったんだ!」と知ったのは、
中学生か高校生の頃だったような気がします。
小学生の頃、通学路の途中に大豆畑があり、
道草をしている時に「コレって枝豆に似てるなぁ。
1つだけもらって帰ってお母さんに確かめたいけど、
怒られるかな…。」と、ドキドキしたのを覚えています。
小心者の私は結局1さやも手に取れず、じいっと眺めていただけ。
枝豆の正体はしばらく謎のままでした。
枝豆もそうですが、大豆は加工によって味噌、しょうゆ、
豆腐、納豆など、色々な食材に変身して使われています。
それぞれが栄養豊富でよく話題になりますよね。(^-^)
今回は、大豆の栄養成分の一つ、
「大豆イソフラボン」をピックアップしてみました。
大豆イソフラボンは、大豆の胚芽(胚軸)部分に含まれる
ポリフェノールの一種です。
化学構造式が女性ホルモンの『エストロゲン』にそっくりで、
植物性エストロゲンとも言われ、その働きもエストロゲンに
似ていることがわかっています。
エストロゲンには以下のような重要な働きがあると言われています。
●動脈硬化の予防
HDL(善玉)コレステロールを増やし、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ
●骨粗鬆症の予防・改善
骨にカルシウムを保持する役割
●更年期女性の不定愁訴の軽減
自律神経のバランスを整える
●美肌
細胞の潤いと柔軟性を守り、皮膚の粘膜を健康に保つ
女性は閉経前後を迎えると、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が減少し、
ホルモンバランスが崩れて体全体に影響を及ぼします。
このようなエストロゲンの重要な働きを大豆イソフラボンが
肩代わりしてくれるといわれています。
さらにイソフラボンは、エストロゲンが不足する時はそれを補いますが、
過剰な場合は抑制するように働くことがわかっています。
そのため、エストロゲンの過剰分泌がリスクの一つとされるタイプの乳がんの
予防効果が報告されています。
また、男性前立腺がんの予防にも効果があると考えられています。
大豆イソフラボンの1日の推奨摂取量は40〜50mgで、
上限は70〜75mgといわれています。
豆腐や納豆など大豆製品として取る方が消化吸収がよく、
含有量は豆腐半丁(150g)に約30mg、
納豆1パック(50g)に約37mg、豆乳1杯(200g)に約50mg、
味噌大さじ1杯(18g)に約9mgとされています。
平成18年5月11日に、内閣府食品安全委員会から
「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」が
通知されましたが、この評価は大豆イソフラボンを日常の食生活に
上乗せして摂取する場合(錠剤、サプリメントなど)の安全性を検討したもので、
大豆、大豆食品そのものの安全性を問題としているものではありません。
通常の食事から大豆、大豆製品をとっている分には
イソフラボンの取りすぎを心配する必要はありません。
わたしたちの食卓になくてはならない大豆は、
美味しいだけではなく、栄養成分もたっぷりなんですね。
和食中心の食事で大豆をバランスよく取り入れ、
イキイキと夏を乗り切りましょう♪(^0^)
■参考:生活習慣病の予防と対策(新日本法規)
大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方
(食品安全委員会)
暑い季節はお料理も大変ですが、
これはササッと簡単に作れるうえに、
栄養もしっかり取れます!
赤・緑・黄で見た目もキレイ☆
食欲も増しそうですねっ。d(^-^)
あと一品欲しいなぁ〜という時や、
お酒のおつまみなどにいかがでしょうか。
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