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Vol.1172015年11月20日配信

10倍おいしく撮れる写真講座
★レシピ「高野豆腐のごまみそ汁」

玄米酵素メールマガジンVol.117 2015/11/20元氣通信


こんにちは、玄米酵素の内糸です。

朝夕冷え込む季節になりました。
日増しに寒さが加わり、冬はもうすぐそこまで来ているようです。

さて、皆さんは外食の際や日々の食卓、旅先などで
料理の写真を撮ることはありますか?

私はちょっと贅沢したり珍しいものを食べたりするときは、
思わずシャッターを押してしまいます。

スマートフォンやデジタルカメラで気軽に写真が撮れる昨今、
ブログやSNSなどで、レストランの料理や自分で作った料理の画像を
アップする方も増えてきていますよね。

中には携帯アプリで食事日記をつけている方もいるとか。

上手に撮られているおいしそうな料理の写真は、
見ているだけでお腹が鳴ってしまいそうになりますが、
おいしそうに撮れるちょっとしたテクニックがあるようです。


Vol.117Contents...*今月のテーマ:10倍おいしく撮れる写真講座献立写真をおいしく撮るコツ*今月のレシピ:高野豆腐のごまみそ汁
 献立は複数の料理を組み合わせるため、バランスがとりにくく、撮影するにはテクニックが必要です。今回は、手持ちのスマートフォンやコンパクトカメラを使って、もっとおいしい献立の料理写真を撮るためのテクニックをご紹介します。
■和食の献立をおいしく撮る〜基本編〜
 まずは和食の正しい配膳位置での撮影についてご紹介します。
 和食はごはんが左、汁物が右、奥に主菜と副菜を置きます。魚料理の場合は、頭が左、尾が右になっているかも確認しましょう。このとき実際の食卓と同じ間隔で置いて撮ると、料理同士のすき間が目立ってしまいます。料理を互いに寄せ気味に置くのがポイントです。さらに、真上から少し斜め下くらいの高さから撮ると、奥の料理までしっかり写り、同時に料理の立体感も出すことができます。
 そしてズームレンズは「標準よりやや望遠」に設定しましょう。広角で撮ると全体がゆがんでしまいますし、望遠にすると奥の料理にピントが合いにくくなるためです。
「広角モード」
手前が大きく、奥が小さく写る。
そのまま広角モードで撮影すると手前のごはんや汁が大きく、奥のおかずが小さく
写る。さらに料理が外側を向いた感じに見え、器の間の空間も目立つ。

「やや望遠モード」
ゆがみが補正され、全体がバランスよく写る。
望遠にするほど、ゆがみは補正されるが、逆に後方のピントが合いにくく、手ブレ
もしやすい。標準よりやや望遠くらいにズームレンズを設定すると、バランスよく
撮れる。また、料理は実際の食卓より寄せ気味に置く。

ワンポイントアドバイス
10円玉で料理をレンズに向ける。
高さがある小鉢などに盛った場合、器がやや外側を向いた印象になる。そこで器の
斜め奥にコインをかませて、手前向きに角度をつけて撮ると、料理がカメラのレン
ズのほうを向き、より美しく中身も見える仕上がりに。

■和食の献立をおいしく撮る〜応用編〜
 応用編では献立写真をより雰囲気を出して撮るテクニックをご紹介します。
 食卓の雰囲気を出すには、横位置よりも縦位置のほうが奥行きが出ておすすめです。このとき料理が通常どおりの配置では上下に余白ができて、構図のバランスが悪くなります。そこで手前から奥へ自然と視点が移動するような流れを作る置き方にすると、構図も決まり、中ほどにある主菜の料理へと自然に視点が流れる写真になります。
 メイン料理をより強調したい場合は、主菜を手前に置いて撮ります。写真は遠近法で手前のものほど大きく、奥のものほど小さく写りますので、いちばん見せたいものを手前にするのは理にかなった方法です。このように写真の場合は、基本の配置(基本編を参照)をおさえながら、ねらう効果に合わせて料理を配置します。
縦位置で雰囲気を出す。
視点の流れを意識して置く。
手前の汁物からごはん、主菜、副菜とジグザグに動きを持たせて配置すると、より
雰囲気が出るとともに、画面の中ほどの主菜に自然と視点が移っていく写真になる。

主菜を手前で目立たせる。
奥のごはん汁物の位置に注意。
主菜を手前に置くことでいちばん大きく写り、メイン料理の魅力が引き立つ。その
他の料理はその奥に配置するが、このときかならず、ごはんは左、汁物は右に置く
こと。これは縦位置でも横位置でも同様。
■洋食の献立をおいしく撮る
 応用編では献立写真をより雰囲気を出して撮るテクニックをご紹介します。
 主菜がハンバーグなどの洋食でも、主食が茶碗に盛られた和風スタイルの場合は、和食献立と同様に配置します。
 一方、パンが主食になる洋食献立を撮影する場合は、メイン料理を手前にして、パンやスープ、サラダを奥に置きます。このとき、メイン料理に対して左右対称にパンとサラダなどを配置しがちですが、それよりも右か左にずらすことでグッと構図のバランスがよくなります。いわば逆扇型の構図で、自然な物の見え方になるため、より落ち着いた印象を与えることができます。
 また、中央に空白の隙間ができないよう、各料理の間隔を寄せ気味に置くこともポイントです。
扇型の構図は視点が定まりにくい。
手前に主菜を置き、その奥にパンとサラダを配置すると扇が開いたような配置にな
り、画面がいまひとつ締まらず、視点も定まりにくい。この場合は、奥の皿をぼか
して描写するなど工夫をするとよい。

逆扇型なら、自然な見え方に。
厳密に逆扇型にならなくてもよいが、逆扇型のイメージで料理を置くことで、自然
で受け入れやすい見え方になり、より落ち着いた印象を与えることができる。

ぜひ料理を撮影する際の参考にしてみてください。
*   *   *
【参考】栄養と料理(2015年9・10・11月号)


今月のレシピ:高野豆腐のごまみそ汁
高野豆腐のごまみそ汁→作り方はこちら その他のレシピはこちら簡単玄米レシピ

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