札幌市内は、歩道まですっかり雪に覆われています。
雪の中を歩いているだけで汗がにじむ程で、
雪道を歩くのが大変なのか、自分の体力が衰えているのか、
あまり考えたくないなぁ〜と、現実逃避していました。
ところが先日、Wii Fitに初挑戦する機会があり、
ゲームをしただけで、運動能力を勝手に判定されてしまいました。
はじき出された体力年齢は、なんと実年齢より8歳も上…。
顔は笑っていましたが、正直落ち込みました(^-^;)ゞ
腹筋や背筋は鍛えているつもりでしたが、
それ以外の筋肉は意外と衰えているようです…。
がくぅ・・・(T_T)
この寒い時季に歩くのを心がけても長続きしないでしょうし、
Wii Fitの購入を、本気で考え始めるという、
微妙な2009年の幕開けとなりました。
さて、寒い季節といえば、血圧が高めの方は、
ちょっと不安に思われる季節ではないでしょうか。
冬はしっかり血圧を管理することが大切ですので、
適度に運動をしつつ、生活習慣や食事の管理もしていきましょう!
●厳しくなった高血圧の定義
2004年の高血圧治療ガイドラインの改訂で、
医療機関では、140/90mmHg以上が高血圧と診断されます。
しかし、家庭で計測すると、数値は低めの傾向になることから、
家庭においては135/85mmHg以上を高血圧の基準としています。
●高血圧を予防・改善するには
1.アルコールを控えましょう
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血管の拡張作用で、一時的に血圧は下がりますが、
肝臓で処理されてしまうと血管が収縮し、血圧が上昇します。
この反応により自律神経の調子が崩れ、血圧が上昇しやすい体質の人がいます。
ご家族に、お酒をたくさん飲み、高血圧、脳血管障害を起こした人がいれば、
その可能性が高いかもしれません。
2.喫煙を減らしましょう
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タバコを吸うと交感神経が優位になり、血管壁も緊張しやすく、
血圧が上昇します。
3.減塩の工夫をしましょう
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・塩や醤油の代わりに酢や香辛料、柑橘類を活用する。
・塩分の多い、加工食品を控える。
・汁物を具だくさんに、麺類のつゆは残す。
・味付けは、1品だけを重点的にして、他は薄味にする。
・醤油を使う際は、醤油を料理に直接かけないようにし、
取り皿に醤油を取り分けて、つけながら食べる。
など。
4.食物繊維・カリウムを積極的に取りましょう
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■カリウム…塩分を排出し、ナトリウムの吸収を抑制します。(※)
(ほうれん草、トマト、じゃがいも、
たけのこ、さつまいも、など。)
■食物繊維…ナトリウムを排除して血圧の上昇を抑え、
排便を促し肥満を予防します。
コレステロールの吸収も抑えます。
(キクラゲ、ひじき、昆布、ごま、小松菜、など)
※腎機能が低下している人は、カリウムを摂りすぎると
心不全の原因になりますので注意が必要です。
5.自律神経バランスを安定させましょう
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自律神経系を副交感神経系優位の状態(リラックスした状態)に保ちましょう。
規則正しい生活、十分な量のバランスの良い食事などが、
自律神経の反応を良くしてくれます。
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やはり、日頃の生活習慣に気をつけることが大切なんですね。
上記の他に、排便のいきみや睡眠不足、ストレスも血圧を上げる要因ですので、
便秘対策や、自分なりのストレス解消法を日頃から実行したいものですね。
ぜひ、参考にしてみてください(^0^)
♪ワンポイントアドバイス♪
入浴の際は、熱いお湯を避けましょう。
また、お風呂から上がった時に部屋が寒いと、
血管が収縮して血圧が上昇するので、
寒い時期は浴室や脱衣所、そしてトイレなども
暖かくしておきましょう。
■参考:からだ情報すこぶる(2006.11)/食べもの通信・きょうの健康(2005.10)